甲状腺低下症になる原因や予防対策になる生活習慣などを紹介

甲状腺低下症で中性脂肪、コレステロールが激増!予防方法は?

 

食べ過ぎている訳でもないのに太ってしまう、医師から中性脂肪の多さを指摘された、何をしたという訳でもないのに疲れやすいのは年のせい?なんて思っていませんか?

 

確かに加齢で代謝が落ちると消費カロリーが減り、以前と同じ生活をしていても中性脂肪は増えてしまうものですが、代謝が落ちるのは何も加齢だけが原因ではありません。元気が出ない、寒がりになった、むくみが激しいなどの症状があるなら、甲状腺の機能が低下しているのかも知れませんよ。

 

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甲状腺の機能が低下すると何が起こる?

 

甲状腺は喉の中央付近にある器官で、細胞の代謝を高める作用のある、甲状腺ホルモンの分泌を行っています。健康診断で医師に首を触られた記憶のあるかたも多いのではないでしょうか。

 

甲状腺は非常に柔らかいため、通常の状態では触れてもどこにあるか分からないようなものですが、腫れると指先で感知できるようになります。腫れが大きくなれば、目視できる程に大きくなってしまうものなんです。

 

甲状腺が腫れるほどにダメージを受けていると、甲状腺ホルモンの分泌量が減り、細胞の代謝が悪くなり、熱量の低下から中性脂肪の増加や、寒さに弱くなったり、むくみやすく、疲れやすくなってしまうのです。脂質代謝がうまく行われないことで、中性脂肪や悪玉コレステロール値が跳ね上がります。

 

疲労感

 

どうして甲状腺の機能が低下してしまうの?

 

甲状腺機能低下症は、20歳〜40歳代の女性や高齢者に多い症状です。男女比では、男性1人に対して女性では10人の割合です。甲状腺の機能が低下する原因はいくつもありますが、最も多いのは橋本病と呼ばれる慢性甲状腺炎です。

 

橋本病での男女比は、男性1人に対して女性では20〜30人とされています。橋本病を発症するメカニズムは、まだはっきりとは解明されていません。現象としては、自分自身の免疫システムが暴走し、甲状腺を異物と勘違いして攻撃してしまい、炎症を起こさせてしまうというものです。

 

他には別の治療の副作用、ヨードの過剰摂取、先天的なもの、一過性のもの、脳内の腫瘍による視床下部や下垂体の圧迫による伝達不良などがあります。

 

甲状腺機能低下症は治せるの?

 

免疫システムの異常による橋本病の場合は、残念ながら完治させることは難しいのですが、寛解(かんかい)と呼ばれる、症状が出ないくらい、ほぼ治っている状態まで回復させる事は可能です。

 

別の治療の副作用では、その治療が終われば回復が望めます。ヨードの過剰摂取は、ヨード(ヨウ素)を多く含む海藻類の摂取を控える、ヨード配合のうがい薬の使用を中止するなど、ヨードの摂取量を減らせば治まります。

 

一過性のもので多いのは、出産時のいきみやホルモンバランスの急変、ウィルス性の甲状腺の炎症です。先天的なものは薬の服用で症状を抑える事になりますが、出生時や幼少期に発見されやすいものですので、成人してから発症することは稀です。脳内の腫瘍の場合は、早期治療を行えれば回復が可能です。

 

甲状腺の機能が低下してるときの自覚症状は?

 

甲状腺低下症で体重も増えてしまう

 

外観的なものでは、首が腫れて太く見える、喉仏の下が膨らむ、顔や手足がむくむ、抜け毛が増える、体重の増加などがあります。肉体的なものでは、疲れやすい、倦怠感、動悸、冷え、便秘、乾燥肌、心拍数の低下、動悸、月経の乱れなどがあります。

 

精神的なものでは、無気力、うつ状態、集中力の低下などがあります。もちろん症状の出方には個人差があるものですので、全ての症状が発症するわけではありません。心当たりのある症状があるときには、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

 

甲状腺の機能はある日突然と低下するものではなく、じわじわと進行していくため、自覚をしにくいものなんです。中性脂肪や悪玉コレステロールが激増していたり、体質が変化したのは歳を重ねたからだと思わずに、甲状腺異常の可能性を疑うことも忘れないようにしましょう。

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